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【曲解説つき】演奏会で吹きたいフルートの定番人気曲5選!

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フーニャ

T先生、僕いつか「アルルの女」を吹けるようになりたいニャー。お姉ちゃんが吹いててすごく綺麗だったニャ

T先生

吹きたい曲があるのは良い目標になるね。しっかり練習を続けたら、フーニャもきっとお姉さんのように素敵に演奏出来るようになるよ

フーニャ

うん!

フーニャ

そういえば、フルートの曲って他にあまり知らないんだけど、どんな曲があるの?

T先生

そうだね、じゃあこの機会に定番から人気のある曲まで、色々挙げてみようか。

T先生

今回は難しい曲は省いて、初心者でもチャレンジしやすい曲を選んでみるね。

フーニャ

はーい!

シュテックメスト 「歌の翼」による幻想曲

初心者の登竜門として最適!

フーニャ

素敵なメロディだニャー

T先生

そうだね、フルートの良さが良く出て心地いいメロディなので、ライブやBGMの演奏の時もよく取り上げるよ

メンデルスゾーンの「歌の翼に」を、シュテックメストがフルート用にアレンジした作品です。

この曲は広い音域と、スラーやスタッカートを組み合わせたアーティキュレーションなど、フルートの演奏に必要なテクニックが程よく盛り込まれています。

短い練習曲から本格的な曲に取り組む、初心者からのステップアップとしてもちょうど良いレベルです。

https://youtu.be/Mowb0XAdKRw

ビゼー 「アルルの女」よりメヌエット

フルートといえばこの曲!

フーニャ

アルルの女!これだニャ

T先生

クラシックをあまりを知らない人でも、これってフルートの曲だったのか!と思う人は結構いるんじゃないかな

ビゼー作曲の劇曲「アルルの女」に登場するメヌエット。オリジナルはハープの伴奏と共に演奏するので、さらに上品な雰囲気になります。

冒頭のテーマの音の跳躍が上手く演奏できるかがポイントになります。こちらの動画でコツなど解説しています。

グルック 精霊の踊り

巨匠たちの名演が冴える、ドラマチックなメロディ

フーニャ

最初は静かな曲かなと思ったけど、途中からすごく情熱的なメロディになったニャ!

T先生

これもフルート曲として人気が高いね。この曲にまつわる巨匠たちの名演や逸話も数多く残っているよ

グルック作曲の「オルフェオとエウリディーチェ」の中の1曲。彼のオペラの中で最も有名な作品の一つ。フルートの大巨匠マルセル・モイーズが得意とした曲としても知られています。

比較的フレーズが長く、ブレスをどう使うか、どのタイミングで取るかが上手く演奏するポイントになります。

https://youtu.be/de-lZjIFkSU

J.S.バッハ ポロネーズ

バロックの名作の一つ

フーニャ

これはカッコいい曲だニャ!

T先生

J.S.バッハが作曲したフルートの作品の中で、一番と言っていいほど有名な曲じゃないかな

J.S.バッハが作曲した、「管弦組曲第2番」の中の1曲。この組曲には、ポロネーズと併せて人気の高い「バディネリ」という曲も含まれています。

中間部のフルートのオブリガードと、チェロのテーマの二重奏が聴きどころです。

T先生

管弦組曲第2番はフルートが主旋律を担当し、しかもどれもいい曲なので、ぜひ一度通して聴くことをお勧めします

https://youtu.be/-WaztRmlQCQ

マスネ タイスの瞑想曲

落ち着いたメロディに秘められた情熱的な感情の響き

フーニャ

これもどこかで聴いたことあるニャー

T先生

これも色々な楽器で演奏される機会が多いね。ゆっくりなメロディなんだけど、フルートで吹くとなると意外と難しいんだよ

マスネ作曲の歌劇「タイス」の中の1曲。元々は主旋律をヴァイオリンソロが演奏するため、ヴァイオリンの特性を活かしたメロディとなっています。

例えば低音に下降しながら盛り上がる箇所が多い、などですね。

フルートで演奏する場合、それを以下に表現していくかが魅力的に演奏するコツになります。

https://youtu.be/mX5WaxpMXIw

今回紹介した曲の楽譜

フーニャ

どれも素敵で、なんでも吹きたくなっちゃうなー

T先生

もし演奏したいと思ったら、今回紹介した曲の楽譜は、全部この曲集に入っているよ。

T先生

フルートの曲集として定番の1冊だから、持っておくと練習に発表会に、きっと色々使えるよ。

フーニャ

わかった!早速探してチャレンジしてみる!