T先生ー!ついに自分のフルート買ってもらえる事になったニャー!
おめでとう!ぜひ大切にしてあげてね!これでお家でいつでも吹くことができるね
うん!たくさん練習するニャ
そういえば、練習するときに、用意しておくと良い物ってある?
そうだね。例えば譜面台があった方が練習しやすくなるし、楽器の掃除道具も付属のものより使いやすい道具があったりするね。
よし、じゃあ今回は、練習の時にあると便利なアイテムを紹介するよ。
はーいお願いします!
譜面台
まずは何はなくとも譜面台だね。折り畳み式で良いので、1本は必ず用意しよう
へーどうして?
練習するときに楽譜が正しい高さにないと、姿勢が悪くなってしまうんだ。座って吹くとき、楽譜を机に平置きして練習したりしていない?
(ギクッ!)
そうやって練習しているとうつむいて吹く癖がついて、猫背になるので、気をつけようね
(・・・猫だけに)
折り畳み式の譜面台
価格も手頃で、必要な際は折り畳んで片付けたり、外に持ち出したりできます。立てっぱなしでも場所を取らないので、1本は用意しておきましょう。
軽い方が携帯には便利ですが、厚い教則本などを置くとグラグラしやすいので、家で使う物はそれなりにしっかりしたものを選びましょう。
据え置き譜面台
安定感があり、作りもしっかりしているものが多いです。装飾も凝っていたりするタイプもあるので、お部屋のインテリアとしても悪くありません。
かなり重量はあるので、外に持ち運ぶのはもちろん、場所を移動する時もちょっと苦労するかもしれません。
譜面台に楽譜のページを押さえる棒がついているものがあると、教則本などを置くときに便利だよ。
ニャルほどー。じゃあまず折り畳み式の譜面台を買ってみようかな
OK!譜面台は高さを調節するネジが結構ダメになりやすいので、ある程度消耗品として考えておいてね。
掃除道具(クロス、スワブ)
あれ?楽器買った時にクロスとか掃除棒とか、一緒に付いてきたよ?
それも悪くは無いんだけど、別で性能の良いクロスや掃除棒を買ったものの方が、磨きやすかったり、手入れの手間が減ったりするんだ
確かに、毎回掃除棒にガーゼ巻くの苦手なんだよニャー
じゃあ、ここで紹介するアイテムは必見だ!
クロス(外側を磨く布)
大きめで厚手のマイクロファイバー製のクロスが使いやすいです。汚れても洗濯をしたら、また綺麗に磨くことができます。
僕の使っているクロスの大きさは50cm×35cmでした
2枚用意して、片方を洗濯しながらローテーションするといつでも気持ちよく使えます。
スワブ(管体の中の水滴を拭き取る布)
巻かずに差し込むだけでいい、というだけでかなり掃除の手間が省けます。もちろん吸水性も良くて隅々まで拭き取れるのでオススメ。
メトロノーム
僕持ってるよー。お姉ちゃんが昔使ってた針がカチカチするやつ
おっ、いいね。メトロノームがあると、曲を吹けるようになるまで効率よく練習できるので、必ず1つは用意しておこう。
振り子式メトロノーム
メリット:クリック音が聞き取りやすい。針の動きから拍のタイミングが掴みやすい
デメリット:時々ネジを巻く必要がある。持ち運びには適さない。経年劣化で拍が偏ることもある
電子メトロノーム
メリット:チューナー機能などもあったりと多機能。コンパクトで持ち運びできる。様々なリズムパターンや拍子が設定できる
デメリット:クリック音が(最大音量でも)小さいものが多い。見た目では拍のタイミングが掴みづらい。
振り子式メトロノームか電子メトロノームか、どちらを選べばいい?
基本的に、どちらでもOKです。
振り子の振れ幅が大きく、クリック音がしっかり聞こえるメトロノームは使いやすいので、振り子のメトロノームは現在も定番の一つです。
電子メトロノームだけでも、通常の練習には問題ありません。吹奏楽部に入っている学生さんは個人練習用に、一人一つは持っておくようにしましょう。
据え置きには定番の振り子式、携帯には電子メトロノームなど複数持っておくのも良いですよ。使いたい時にすぐパッと手の届くところにあるのが大切です。
まとめ
今回紹介した譜面台、掃除道具、メトロノームはフルートを買ったら、一緒に購入してほしい大事な「初心者セット」なので、上のリンクを参考に気に入ったものを選んでみてね。
はーい!
譜面台は最初は折り畳み式が便利。
掃除道具は専用のクロス、スワブを複数セット用意しよう
メトロノームは必ず一つは用意しよう(振り子でも電子でもOK)