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【音階】ウォーミングアップに最適!音階練習のメリット3選【一覧配布あり】

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この記事では音階練習のメリットについて解説します!

フーニャ

T先生、音階練習ってなんでやるんだろう?

T先生

基礎的な技術から演奏に必要な実践的なテクニックまで、色々なことを身につけられるからだね

フーニャ

そうなんだ!指の練習だけかと思ってた

T先生

初心者から経験者まで役に立つことだらけだから、今日は音階練習のメリットについて解説していくよ

フーニャ

お願いしまーす!

曲を吹きこなすまでの時間が短縮される

メロディの要素をとても大雑把にいうと、1/3は音階でできています

つまり音階の指の動きをトレーニングすることによって、曲を吹きこなせるまでの時間短縮につながるということです。

今取り組んでいる曲やエチュードの調の音階を、練習前に吹いておくと効果的です。

こちらに、音階一覧のPDFデータを掲載しておくので、ぜひ練習に活用してください

T先生

どの調でも暗譜で演奏できるようになることが理想だよ

最適な息遣いの変化を掴める

フルートの息のスピードは音の高さに比例し、高い音になればなるほど速くなり、低い音になればなるほど遅くなります。

初心者からベテランまで、忘れてはいけない大事な基本です。

【知らないとヤバい】フルートの「息のスピード」のお話息のスピードを適切にコントロールすることは、フルートの良さ、メロディの魅力を引き出すために必要なテクニックで、初心者から、どんなに経験を重ねたベテランでも、忘れてはいけない大事な基本です。どのように気をつけるか、原理から練習方法まで学べます!...

音階練習では、このコントロールを実践的に行うことができます。日々の練習の前のウォーミングアップとしてもちょうど良いです。

大袈裟に息のスピードの幅を使って、最適な音色になるよう息遣いの変化の感覚を掴んでください。

ブリチャルディキーの操作を覚えられる

例えばg-mollの音階では、3オクターブ目に差し掛かる際にブリチャルディキーを離さなければならない箇所があります。

フルートは、ブリチャルディキーを押さえたままだと、3オクターブ目のFisを出すことができません。

そのため、◯のついている音符で一度ブリチャルディキーを離す必要があります。

T先生

g-moll以外に、b-mollやGes-durも、Fisの前でブリチャルディキーを離す箇所があるよ

音階練習を通して、Fisの前後で自然とブリチャルディキーを離したり、また押さえ直すクセを身につけられるようにトレーニングしましょう。

まとめ

吹きこなすまでの時間が短縮される

最適な息遣いの変化を掴める

ブリチャルディキーの操作を覚えられる

音階の練習は、基本的なテクニックや音楽的な要素の学びを含んだ、万能のトレーニングです。

ぜひ基礎練習やウォーミングアップに活用してください。

【PDF有り】フルートの音階一覧(参考:アルテ教則本)Altes Scaleフルートのための音階一覧表です。目次から簡単に調べたい調にアクセスできます。アルテ教則本の音階一覧を元にしています。...

動画での解説はこちら!