僕、フルートを始めて良かったと思ってるんだ。
フルートの先生としては嬉しいセリフだけど、どうして?
だって音が綺麗だし、どんな曲でも老けそうだから
なるほどー。確かにどんなジャンルの曲でも合うよね
この記事ではフルートの魅力について解説します!
1.楽器の見た目がキラキラして綺麗!
フルートは洋銀、銀、金といった金属で作られています。
現在のフルートの形はベーム式フルートと言って、200年ほど前に今の姿になり、大まかなデザイはほとんど変わっていません。
それだけ完成された姿ということですね!
デザインが素敵なのは無駄のない、機能美に溢れているからなんです✨
2.音が綺麗!
高音は明るく透明感があって、低音は暖かく柔らかい音色が魅力のフルート。
オーケストラや吹奏楽の合奏の中でもメロディを担当することが多い楽器です。
歌の曲で、歌の代わりに旋律を演奏しても十分素敵になります!
まるで鳥の鳴き声のように聞こえる時があるニャ
その綺麗な音を活かしたメロディ演奏が得意なんだ
3.愛好家、プロの人口が多い
やっている人が多いと、良いことあるの?
もちろん!色々なメリットがあるよ
色々選択肢が出てくる
学び方に仲間を見つけやすい
フルートを吹いている数出版されている
楽譜が多学び方に色々選択肢が出てくる
大手の音楽教室も数多くありますし、個人で教えている先生も多いです。
昨今はYouTubeチャンネルを持っているフルート奏者もたくさんいます!
つまり自分のスタイルやペースにあったやり方を選択できるということですね
フルートを吹いている仲間を見つけやすい
同じ教室の発表会や、吹奏楽に入団して知り合いを作れたり、フルートの愛好家協会に入るという方法もあります。
結構各都市に色々なフルート協会があって、それぞれ活発な活動をしています。
例えば僕の所属している札幌フルート協会では、年に1回フルートオーケストラという総勢100名前後のアンサンブルでオーケストラの曲を演奏する「フルートフェスティバル」を行っています。
いっぺんに100人でアンサンブルするの?!
壮観だよ。このページに写真があるからぜひ見てみて!
楽譜が多数出版されている
曲集のジャンルを見てもクラシックはもちろんジャズや映画音楽流行のポップスなど、色々なジャンルの曲集が出版されています。
演奏してみたい!と思った曲は大体フルート用にアレンジされているといっても過言ではないかもしれません。
教則本・エチュードも充実しています。
定番であるアルテ教則本やケーラーのエチュードといったものから、さらに初心者の方が使いやすい楽譜もたくさんあります。
今自分がどの実力であっても、レベルにあった練習曲が選べるということですね。
4.国内に多くのフルート製造メーカー、代理店がある
国内のメーカーが競ってフルートを開発、製造しているので、安くて高品質な楽器を手に入れやすいということです。
高品質な楽器は、自分の上達レベルをしっかり反映してくれるので、できるだけ信頼のできるメーカーから楽器を買うことが大切です。
そういえばフルートの値段ってどれくらいなの?
最低限の品質が保証できるのは、8万円くらいからかな
5.手がかからない
金属だから丈夫なのかな?
うん、環境の変化には結構強いね
もちろん全く影響がないわけではありませんが、他の木管楽器のように、直射日光に当てたり急激な温度変化によって管体が割れてしまったりすることもありません。
消耗品がほとんどないので、維持費が安い
維持費が安いのは助かるニャー
備品で必要なものは、掃除道具くらいかな
外側を磨くためのマイクロファーバー製クロス、内側の水滴を拭き取るためのスワブ、これを2セット用意して片方を選択しながら使い回せば、ずっと使えます。
とはいえ、定期的な点検、調整には出しましょう!
どんな楽器でも言えるのですが使用しているうちに、少しずつ状態が変わります。
フルートはもともと精度が高いので、状態が悪くなっても結構普通に音を出せます。
結果、状態が悪くなっていることに気付かないことがあります。
せっかく練習して上手くなっても、楽器の調子が悪くて足を引っ張っていたら、これほど勿体無いことはありません。
点検にはどれくらいで出せばいいの?
1年、半年に1回は専門のリペアマンに状態を見てもらうことが理想だよ
6.持ち運びしやすい
小さいことは、地味に大きなメリットです。
仕事終わりにレッスンがある場合、職場に持っていっても場所を取らないし、何より軽いので、毎度のレッスンに通う時でも負担がかからないです。
おしゃれなケースやバックが色々あるから迷うニャー
安全面で言えば、リュックタイプがオススメかな